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コンサル業界ニュース

カテゴリー: 決算・業績

ベイカレントコンサルティング、業績下方修正による代表取締役の辞任を発表


 

12月9日ベイカレントコンサルティングは、代表取締役社長の萩平和巳氏が、業績悪化の責任を取り、代表取締役社長及び取締役の職を辞任したい旨の申し出があり2016年12月9日付で辞任したことを発表した。

新たな代表取締役社長には、野村総合研究所出身の阿部 義之氏が就任することとなっている。阿部 義之氏は2008年にベイカレントコンサルティングに入社し、取締役として勤めていた。

「高付加価値案件」の獲得を計画するが、計画通り受注できず
ベイカレントコンサルティングは10月より高付加価値案件を担当できるコンサルタント数を確保するため、継続的に安定的な収益を見込んでいた受注を急激に制限し、新規の高付加価値案件獲得を目指していた。しかし、見合った高付加価値案件の受注を急激に獲得することができなかったため、売上収益は減少する見込みとなったという。

それにともない在籍コンサルタント数に見合った受注を獲得することができなかったため、待機コンサルタント数が増加。稼働率等の著しい悪化にともなう粗利率の減少が見込まれ業績予想の下方修正に至った。2017年2月期の売上が当初予測より16.2億円減の166億円、当期利益は10.8億円減の14.2億円となることを発表している。

株価が40%近く下落
ベイカレントコンサルティングは今年9月に東証マザーズに上場していたが、この発表を受け、12月10日、11日の株式市場で、9日の終値1455円から一気に855円まで40%ほど下落した。上場後3カ月での大幅な業績下方修正に投資家が嫌気したもと思われる。

詳しくは以下のリリースをご覧ください。

http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1425217
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1425216

投稿日: 2016年12月11日 | 投稿者: Consulting Industry News

上場コンサル各社2016年6月期決算を読む (2)中小企業向けコンサルティング


 

7月下旬~8月中旬にかけて上場しているコンサルティング会社各社から発表された6月期末の決算内容を読む。

第1回目の大手企業向けに続き、第2回目は中小企業をクライアントとしてコンサルティングサービスを提供する3社の決算を見る。

船井総研ホールディングス

コンサルティングセグメントの当期累計売上高+10.2%、営業利益+3.4%と良好な決算(共に前年比)

船井総研ホールディングスは8月5日に平成28年12月期第2四半期の決算短信を発表。これによるとグループ全体での当第2四半期累計連結売上高は7,664百万円(前年比+11.2%)、営業利益は1,907百万円(前年比+0.9%)となった。

コンサルティング事業単体ではセグメント累計売上高は6,558百万円(前年比+10.2%)、営業利益は1,849百万円(前年比+3.4%)と好成績となっている。業種区分別で、主力部門である住宅・不動産業界、医療・介護・福祉業界および士業業界向けコンサルティングが順調に売上を伸ばしている。重点施策と位置づけている、業種別経営研究会の主宰による会費収入も累計売上高756百万円(前年比+14.2%)と順調に増加しており、入会をきっかけとした月次支援案件の契約に繋がる好循環の流れが実現している。

参考:船井総研ホールディングス平成28年12月期 第2四半期決算短信
http://hd.funaisoken.co.jp/file/160805_accounts.pdf

 

タナベ経営

売上高+4.6%、営業利益-0.8%(共に前年比)

タナベ経営は8月5日に平成29年3月期 第1四半期決算短信を発表。売上高は1,864百万円(前年比+4.6%)、営業利益は214百万円(前年比-0.8%)という決算となった。

タナベ経営の事業は、経営コンサルティング事業、セールスプロモーション(SP)コンサルティング事業から構成されている。

経営コンサルティング事業単体のセグメント売上高は1,212百万円(前年比+6.3%)、セグメント利益は297百万円(前年比-3.7%)。チームコンサルティング型経営協力、人材育成・教育、セミナー、各種会、アライアンス(提携)&会員のすべての領域で、契約数ベースでは前年実績を上回ったものの、各種会員組織の会費収入や講演売上は伸び悩んだとのこと。

SPコンサルティング事業のセグメント売上高は652百万円(前年比+1.4%)、セグメント利益は-52百万円(前年実績は-72百万円)となった。特に若い女性や幼稚園・育児に関連する事業を手掛ける企業をターゲットにしたSPコンサルティング、SPデザインツールは引き続き売上高を伸ばしているものの、SPツールに関しては前年実績を下回った。

参考:タナベ経営平成29年3月期 第1四半期決算短信
http://www.tanabekeiei.co.jp/t/ir/2016/08/03/brief_201703_q1.pdf

 

山田ビジネスコンサルティング

経営コンサルティングセグメントの売上高+49.2%、営業利益+459.2%と好調(共に前年比)

山田コンサルティンググループは8月4日に平成29年3月期 第1四半期決算短信を発表。グループ全体の売上高は2,634百万円(前年比+42.8%)、営業利益は586百万円(前年比+224.4%)と増収増益だった。

主力の経営コンサルティング事業のセグメント売上高は1,894百万円(前年比+49.2%)、営業利益は438百万円(前年比+459.2%)と好調。大型コンサルティング案件の売上実現できたことで、前年比で増収増益となった。M&Aコンサルティング、事業承継コンサルティング及び事業成長コンサルティングにおける案件の引き合い・受注が増加しており、今後も増加傾向にあると見込ん対応体制を強化していくとのこと。

 

参考:山田コンサルティンググループ 平成29年3月期 第1四半期決算短信
http://www.yamada-cg.co.jp/cms/whats/20160804_173844hUd7.pdf

 


各社売上高は前年比で増加しており、中小企業向けコンサルティング市場は伸びている言えそうだ。

投稿日: 2016年08月24日 | 投稿者: コンサル業界ニュースKM

上場コンサル各社2016年6月期決算を読む (1)大企業向けコンサルティング


 

7月下旬~8月中旬にかけて、上場企業の6月期決算が発表された。
各社から発表された決算短信を元に、上場しているコンサルティング会社の決算内容を2回に分けて読む。

初回は大手企業をクライアントとしてコンサルティングサービスを提供するシグマクシス、ドリームインキュベータ、野村総合、三菱総研の4社の決算を見てみた。

これらの会社はコンサルティング事業単体で事業を構成している会社ばかりではない。IT部門やインキュベーション事業を持っている会社もあり、決算は複雑だ。そのため、できる限りコンサルティングサービスの結果に注目する。

ドリームインキュベータ

コンサルティング事業の売上高+64.3%、営業利益+181.1%と良好(共に前年比)

ドリームインキュベータは7月28日に平成29年3月期第1四半期決算短信を発表。グループ全体での売上高は3,498百万円(前年比+9.9%)、営業利益は438百万円(前年比+136.1%)となった。

事業別にみると、コンサルティング事業単体ではセグメント売上高は687百万円(前年比+64.3%)、営業利益は357百万円(前年比+181.1%)と好成績。既存顧客である大企業からの継続的な受注に加え、長期的支援を実施する実行支援型プロジェクトの増加、海外企業からの新規受注により、売上は堅調に推移。売上高全体に占めるコンサルティング事業の割合は19.6%(前年は13.1%)となっている。

もう一つのインキュベーション事業では、営業投資セグメントの売上高が前年同四半期の約24百万円から約472百万円に増加。新たにIPOした投資先はなかったが、上場投資先の株式の追加投資・売却を実施したことによる。アイペット損害保険を運営する保険セグメントの第1四半期売上高も1,843百万円から2,332百万円へと伸長。


参考:ドリームインキュベータ平成29年3月期 第1四半期決算短信掲載のお知らせ
http://www.dreamincubator.co.jp/ir_news/30934.html

シグマクシス

売上高+15.2%、営業利益約15倍と好調な決算(ともに前年比)

シグマクシスは8月4日に平成29年3月期 第1四半期決算短信を発表。売上高2,598百万円(前年比+15.2%)、営業利益184百万円(前年同期の約15倍)となった。

コンサルティング・サービスは、戦略コンサルティングとシステムコンサルティングのサービスを統合するなど、市場環境変化への加速への対応として運営体制の一部を変更。そのほか、人工知能(AI)および各種ソフトウェアの活用を推進し、顧客企業へのサービス提供やリサーチなどのコンサルタント業務に活かすなど、人財をより高付加価値の活動に業務に集中させる取り組みを行っている。

また社内のみならず、社外との戦略的な協業関係の構築や、事業投資の拡大、スピードアップを目指してアライアンス専任組織を新設し、クラウドサービスやソフトウェア提供会社とのパートナーシップ強化やジョイントベンチャーなどを仕掛けていくとのことだ。

人財採用面では経験者14名、新卒24名を採用して育成に着手するなど、事業推進に向けた組織構築も順調に進んでいることが伺える。


参考:シグマクシス平成29年3月期 第1四半期 決算短信/四半期報告書
http://www.sigmaxyz.com/ir/

野村総合研究所

コンサルティングセグメントは売上高-0.2%、営業利益-45.5%(共に前年比)

野村総合研究所は7月28日、平成29年3月期 第1四半期決算を発表した。全体での売上高は100,391百万円(前年比-1.1%)、営業利益13,688百万円(前年比+1.1%)という決算となった。

コンサルティングセグメントにおいては、売上高6,138百万円(前年比-0.2%)と前年実績をわずかに下回った。人件費や外部委託費が増加した影響で、営業利益も350百万円(前年比-45.5%)と減少している。

同社は米国で資産運用領域のリサーチ、コンサルティングを提供するCutter Associates社を買収した(2016年7月より連結業績に反映)ほか、8月1日付でデジタルビジネスを専門とする「NRIデジタル」を設立し、デジタル領域におけるコンサルティング、ITソリューション、アナリティクスの提供を開始するなど、引き続きコンサルティングセグメントの強化に取り組んでいる。


参考:野村総合研究所 平成29年3月期 第1四半期決算短信
https://www.nri.com/jp/ir/financial/pdf/1703tanshin_1Q_all.pdf
2017年3月期 第1四半期決算プレゼン資料
https://www.nri.com/jp/ir/presentation/pdf/160728pre_all.pdf

三菱総合研究所

シンクタンク・コンサルティングサ-ビスで3四半期累計比べ売上高-4.8%、経常利益-14.7%(共に前年比)

7月28日、三菱総合研究所は平成28年9月期第3四半期の決算短信を発表した。全体での売上高は66,845百万円(前年比 +0.8%)、営業利益は5,151百万円(前年比+8.1%)となった。

シンクタンク・コンサルティングサ-ビスにおいては当第3四半期連結累計で売上高(外部売上高)は27,748百万円(前年比-4.8%)、経常利益は3,211 百万円(前年比-14.7%)となった。

官公庁向けでは、環境・エネルギー、社会保障、国際標準化などの公共分野における各種調査案件やシステム開発管理案件、民間向けでは、金融機関向けのリスク管理・規制対応支援案件や鉄道事業者向けの顧客データ分析案件などが売上に貢献したが、大型実証事業案件終了による反動減により業績がダウンした。


参考:三菱総合研究所 平成28年9月期第3四半期決算短信
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1385857

 


 
各社コンサルティング事業に注目して見ると、コンサルティングの枠を超えてインキュベーションや外部連携に力を入れるドリームインキュベータ、シグマクシスが好調で、既存大型案件の終了や人件費・外部委託費の増加などの影響を受けた野村総合研究所、三菱総合研究所の業績が横ばいとなっている。

次回、「上場コンサル各社2016年6月期決算を読む (2)中小向けコンサルティング」もご期待ください。

投稿日: 2016年08月19日 | 投稿者: コンサル業界ニュースKM

コンサル業界の景気を見る ~2015年12月決算から~


 

コンサルティング業界の景気はどうなっているのだろう?

各社の売上・利益からそれを垣間見るため、上場しているコンサルティング会社の12月締めの決算をまとめてみた。

ドリームインキュベータ (東証1部:4310)

プロフェッショナルサービス事業は増収、増益

まずはドリームインキュベータから。

同社の平成28年3月期、第3四半期連結累計期間の売上高は9,672百万円と前年同期と比べ1,344百万円(16.1%)の増収、営業利益は360百万円で前年同期と比べ-74.4%となった。

同社のコンサルティング事業は「プロフェッショナルサービス事業」とされ売上高全体の約20%を占めている。このプロフェッショナルサービス事業は、戦略コンサルティングやプロデュース支援の他、M&A支援(Financial Advisory)や教育事業を含むクライアント向けのプロフェッショナルサービスで構成。

下期の受注が高水準に推移した結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は1,898百万円(前年同四半期は1,813百万円)、セグメント利益(営業利益)は992百万円(前年同四半期はセグメント利益(営業利益)967百万円)となったとしている。

詳しくはこちら! ドリームインキュベータ 第16期 第3四半期報告書:
http://www.dreamincubator.co.jp/wp/wp-content/uploads/2014/04/IR160128_3Q_02.pdf

シグマクシス (東証マザーズ:6088)

全社で増収、増益

シグマクシスの第3四半期累計期間の業績は売上69.7億円(前年比15.6%)、営業利益3.59億円(前年は3.19億円の損失)となっている。

この業績について同社は四半期報告書の中で「新規案件の成約を順調に重ね、各種案件も滞りなく進捗させております。これらのプロジェクトによる稼働率の向上及び複数の成功報酬案件を成約したことが、収益面の改善に貢献し下容積が順調に推移」とする。

同報告書の中では、グローバルセキュリティエキスパート株式会社や、米IPsoftとの協働、IBM Watson導入コンサルティング、また、PMOに加え、ビッグデータ、SNS活用などを視野に入れた事業戦略、業務デジタル化、新規事業、イノベーション創発といったプロジェクトが増えてきていることなどに触れている。

詳しくはこちら! シグマクシス 第8期 第3四半期報告書:
http://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS02648/fe74b22a/ee60/45a4/8081/c9595466c73a/S1006WD2.pdf

野村総合研究所 (東証1部:4307)

コンサルティング事業は増収、減益

野村総合研究所も決算を発表する業績が伺える会社の一つだ。

同社の第3四半期累計の売上は、コンサルティング、金融ITソリューション及び、産業ITソリューションで前年同期を上回り、売上は313,621百万円(前年比+4.3%)、営業利益は43,229百万円(前年比+16.3%)となったとしている。

コンサルティング事業を見てみると、累計売上高20,607百万円(前年比+2.1%)、営業利益3,424百万円(前年比-21.1%)となった。おおよそ売上全体の15%を占めている。

売上増、営業利益減少の結果について、四半期報告書で同社は「マイナンバー制度対応をはじめとした業務コンサルティングや、顧客のIT部門の構造改革を支援するシステムコンサルティングが増加した一方、人件費も増加した」としている。

詳しくはこちら! 野村総合研究所 第51期 第3四半期報告書:
https://www.nri.com/jp/ir/financial/pdf/1603yuuhou_3Q.pdf

三菱総合研究所(東証1部:3636)

シンクタンク・コンサルティングサービス事業は増収、増益

三菱総合研究所は決算期が8月であるため、12月決算は第一四半期決算となった。

第1四半期連結累計期間における業績は、売上高は13,432百万円(前年同期比3.8%減)、営業損失は752百万円(前年同期は318百万円の損失)となっている。

全体の15%を占めるシンクタンク・コンサルティングサービス事業について「官公庁向けでは、システム開発管理案件やエネルギー関連の調査案件、民間向けでは、金融機関向けのリスク管理・規制対応支援案件や顧客データ分析案件などが売上に貢献し、売上高(外部売上高)は2,064百万円(前年同期比8.9%増)、経常損失は893百万円(前年同期は916百万円の損失)となった」とのこと。なお、残りはITサービスだ。

シンクタンク・コンサルティングサービスにおいては主要な取引先である官公庁や
企業の会計年度の関係により、例年3月から4月にかけて売上計上が集中することから、第1四半期の業績は他の四半期と比べて著しく低くなる傾向があるとしている。

詳しくはこちら! 三菱総合研究所 第47期 第1四半期報告書:
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=yuho_pdf&sid=2319892

船井総研ホールディングス(東証1部:9757)

全社で増収、増益

船井総研ホールディングスは12月決算のため、通期での決算を発表。

通期で売上14,717百万円(前連結会計年度比17.9%増)、営業利益3,497百万円(前連結会計年度比16.9%増)で増収増益となっている。

同社全体で見ると「主力事業の経営コンサルティング事業におきまして、当社グループ最大の特徴ともいえる月次支援型コンサルティング業務の契約継続率の向上や業種・テーマ別経営研究会の会員数の順調な増加が、増収に大きく寄与。また、ロジスティクス事業におきまして、顧客の販促活動の活発化により、売上高が増加した」とのことだ。

経営コンサルティング事業も前連結会計年度より大きく実績を伸ばし過去最高の売上高を達成。売上高は12,593百万円(前連結会計年度比15.9%増)、営業利益は3,335百万円(同2.8%減)となり、増収減益だが、減益の要因は、持株会社体制への移行に伴うものであり、実質大幅な増益となるとしている。

主力部門である住宅・不動産業界向けコンサルティング部門、医療・介護業界向けコンサルティング部門においても売上高を伸ばしたとし、その他、すべてのコンサルティング部門においても好調を維持したとのこと。

業務区分別では「売上高の70%以上を占める月次支援型コンサルティング業務において前連結会年度比10%を超える成長を維持、また、国内でも最大規模の展開を行っている業種・テーマ別研究会の会費収入においては、住宅・不動産業界向け、士業業界向け及び外食・フードサービス業界向けの経営研究会を始めとして、経営研究会会員企業数が前連結会計年度と比較して大幅に増加したため、安定した顧客基盤の維持、拡大につながり、収益力確保に貢献したという。

詳しくはこちら! 船井総研ホールディングス 平成27年12月期 決算短信:
http://hd.funaisoken.co.jp/file/160208_accounts.pdf

タナベ経営 (東証JASDAQ:9644)

コンサルティング事業で増収、増益

タナベ経営の第3四半期累計期間の売上高は、65億29百万円(前年同期比6.1%増)となり、営業利益7億94百万円(前年同期比15.4%増)、経常利益8億17百万円(前年同期比13.1%増)、四半期純利益は5億81百万円(前年同期比92.1%増)。

同社はに経営コンサルティング事業、セールスプロモーション(SP)コンサルティング事業の2つの事業があるが、経営コンサルティング事業の売上高は、34億73百万円(前年同期比8.3%増)となり、セグメント利益は9億15百万円(前年同期比8.5%増)となったとしている。

「中堅・中小企業の戦略パートナーとして、顧客最適の視点でチームを編成し、戦略コンサルティングを実施。「ビジョンづくり」「人材採用力強化」「事業承継」「ジュニアボード(若手役員候補教育)」等のチームコンサルティングが増えた結果、経営協力契約数は、期中平均416契約(前年同期411契約)と安定的に推移し、経営協力単価も伸長したことで、順調な売上の伸びとなった」としている。

詳しくはこちら! タナベ経営 第54期 第3四半期報告書:
http://www.tanabekeiei.co.jp/t/ir/2016/02/05/201603q3repo.pdf

山田コンサルティンググループ(東証JASDAQ:4792)

経営コンサルティング事業で増収、減益

山田コンサルティンググループの第3四半期連結累計の売上高は6,049百万円、営業利益1,040百万円となった。売上高は前年同期比1.3%微増、人員増強に伴う人件費の増加などから営業利益は前年同期比で減益となっている。

経営コンサルティング事業の第三四半期連結累計売上は4319百万円(前年同期比3.1%増)、営業利益は713百万円(同7.4%減)となっている。事業再生コンサルティングが、引き続き減少傾向にあり、事業承継及びM&Aコンサルティングが順調であったが、コスト増をカバーできず、営業利益は減益になったとのことだ。

同社は「資本・株式・株主に関するコンサルティング事業」業績を経営コンサルティング事業とは別に発表しており、資本・株式・株主に関するコンサルティング事業は売上高669百万円(前年同期比13.6%減)、営業益58.7百万円(同68.5%減)となっている。M&A関連業務の売上が前年同期で遅れている、一方、ファイナンシャルアドバイザリー業務等の

詳しくはこちら! 山田コンサルティンググループ 第72期 第3四半期報告書:
http://www.yamada-cg.co.jp/cms/doc/20160219_160742Zbwa.pdf

投稿日: 2016年03月09日 | 投稿者: Consulting Industry News

【グローバル】PwC、2015年度の収益を発表。全ての事業部門および地域において収益が拡大


 

PwC(プライスウォーターハウスクーパース)は2015年6月30日終了の会計年度において、グローバルで結果を発表した。

PwCの営業総収益は、恒常為替レートベースで10%の増収で354億米ドルの営業総収益を計上した。前年度から大幅な収益増を達成するとともに、2007年度以来最高の総収益増加率も記録、全ての事業部門およびすべての地域において収益が順調に拡大したということだ。

地域別では各地域とも順調に収益が拡大。
・北米・カリブ海諸国では12%の収益成長を達成、最大のファームであるPwC米国は収益が10%増の122億米ドルに達するととともに、すべての事業部門が成長した
・南米・中米の成長率は、不振の続くブラジルの経済状況の影響により前年度から低下したものの、収益は引き続き好調で8%増を達成
・アジアでの収益も2015年度は好調で、9%増の41億米ドル。中国・香港では8%、インドでは17%の収益増を達成
・欧州も大きな成長を達成し、西欧では8%、中・東欧では6%の収益増となった。PwCで2番目に大きなファームである英国ファームの収益も9%増の41億米ドルと好調な業績を計上。またタリアは11%、ドイツは8%、フランスは6%の成長をそれぞれ達成
・中東・アフリカの収益も16%の2桁成長を達成
・オーストラリア・太平洋諸島地域でも11%増の好調な成長を達成。オーストラリアの収益成長率は10%となった

事業部門別でも全ての領域において収益が増加
・PwCの基幹事業である、アシュアランスサービスからの収益は6%増の152億米ドルへと大きく成長
・アドバイザリーサービスは2015年度に非常に大きな成長を遂げ、収益は18%増の112億米ドルに達した。アドバイザリーサービスはPwCの総収益のうち30%以上を占めるようになり、今後も大きく成長すると予測されるとのことだ
・税務サービスも2015年度に大きく成長し、収益は7%増の89億米ドルに達した。

スタッフ数は6%増加の208000人
なお、組織体制については2015年度の採用数は過去最高の53,049名に達し、そのうち24,600名は新卒者。世界全体でのスタッフ数は6%増加して208,000名となった。2016年度には「ステークホルダーからの需要のさらなる多様化に応え、2016年度にはより多くの国々からより幅広いスキルを持つ人材を採用する計画」ともしている。

詳しくは以下のリリースをご覧ください。
http://www.pwc.com/jp/ja/japan-press-room/press-release/2015/pwc-fy2015-global-revenues151006.html

投稿日: 2015年10月15日 | 投稿者: Consulting Industry News

船井総合研究所、上半期決算の上方修正を発表。上半期売上65億→68.93億に。


 

7月27日、船井総合研究所は平成27年12月期、上半期決算の上方修正を発表した。

1月30日に発表していた上半期の決算予測は、売上65億円、営業利益が17億円(営業利益率26.1%)。これを今夏の上方修正では売上68.93億円(+6.0%)、営業利益18.89億円(+11%)(営業利益率19.4%)とした。

主力の経営コンサルティング事業において、経営研究会の会員数が順調に伸長、また、ロジスティクス事業においても、物流オペレーション業務が好調を維持した。

また、営業活動の効率化及び固定費の見直しに継続的に取り組み、営業利益・経常利益ともに計画を上回り、法人税等の実質負担率が計画を下回ったことにより、四半期純利益についても計画を大きく上回ることとなったという。

1月30日に発表された通期での業績予測は売上135億円、営業利益31億円となっているが、これらの変更はない。上半期の予測が達成された場合の進捗率は売上が51.0%、営業利益が60.9%となる。

詳しくは以下のリリースをご覧ください。
http://hd.funaisoken.co.jp/file.jsp?id=166619

投稿日: 2015年07月28日 | 投稿者: Consulting Industry News

コンサルティング業界は好調。上場コンサル会社の2015年3月期決算の比較より


 

上場企業の3月末決算4月下旬~5月上旬にかけ発表された。

当コンサル業界ニュースでは4半期ごとにITも含めたコンサルティングサービスを提供する企業の決算をフォローしている。各社の決算短信を元に、業界各社の決算を一覧にしたのが以下の表だ。

各社の売上、営業利益、純利益とそれらを前年同時期と比較た増減を一覧化。カッコ内の%が前年比を表し、青字は前年比プラス、赤字は前年比マイナスを表している。

表全体を見ると、全体的に青色が多くなっており、売上・利益とも前年を上回る結果を残している会社が多いことが見てとれる。ここ1~2年ほど同じようにこのような状況が続いているが、アベノミクスによる、大企業の好業績に引っ張られ、大企業をクライアントにビジネスをする各社のビジネスは順調に推移していることが推測される。

※社名部分が決算短信とリンクしています。
※カッコ内は前年同期比。赤字は去年を下回る。青字は去年を上回ることを示す。
※売上・利益の単位は百万円。発表日順。

社名 売上
(前年比)
営業利益
(前年比)
純利益
(前年比)
野村総合研究所
(平成27年3月期(通期) 4/23発表)
 
405,984
(+5.2%)
51,486
(+3.4%)
38,880
(+23.3%)
GCAサヴィアン
(平成27年12月期第1四半期 4/24発表)
 
1,704
(-22.2%)
16
(-90.6%)
22
(-75.1%)
三菱総合研究所
(平成27年9月 第2四半期 4/28発表)
 
39,449
(-6.5%)
3,205
(-19.1%)
2,102
(-0.2%)
山田ビジネスコンサルティング
(平成27年3月期(通期) 4/28発表)
 
8,481
(+9.4%)
2,009
(+17.2%)
1,383
(-14.7%)
フューチャーアーキテクト
(平成27年12月期 第1四半期 4/28発表)
 
8,429
(+5.3%)
1,132
(+30.1%)
649
(+27.5%)
ビジネスブレイン太田昭和
(平成27年3月期(通期) 4/30発表)
 
18,336
(+8.0%)
1,045
(+4.1%)
632
(+11.4%)
船井総合研究所
(平成27年12月期 第1四半期 4/30発表)
 
3,305
(+11.7%)
941
(+17.1%)
633
(+44.2%)
シグマクシス
(平成27年3月期(通期) 5/8発表)
 
8,155
( – )
-158
( – )
-321
( – )
NTTデータ
(平成27年3月期(通期) 5/8発表)
 
1,511,812
(+12.5%)
84,013
(+34.2%)
32,144
(+38.0%)
電通国際情報サービス
(平成27年3月期(通期) 5/12発表)
 
78,267
(+5.8%)
4,478
(+3.9%)
2,166
(-24.6%)
ドリームインキュベーター
(平成27年3月期(通期) 5/12発表)
 
13,343
(+46.8%)
1,348
(+18.1%)
993
(+16.3%)
ウルシステムズ(※1)
(平成27年3月期(通期) 5/14発表)
 
4,302
(+0.6%)
688
(+21.5%)
424
(+51.6%)
タナベ経営
(平成27年12月期第1四半期 5/15発表)
 
7,865
(+3.7%)
762
(+13.3%)
315
(-59.6%)

(※1)ウルシステムズは親会社であるULSグループの決算
(※2)シグマクシスは昨年では連結での発表がなかったため比較なし

過去にもコンサル業界ニュースでは3か月ごとに比較を行っていますが、過去の比較は以下のページでご覧ください。

2014年秋(10月29日) http://www.consulnews.jp/2014/10/29/2014年秋上場コンサル各社決算比較/
2014年夏(8月23日) http://www.consulnews.jp/2014/08/23/kessan_hikaku_summer_2014/
2014年春(5月20日) http://www.consulnews.jp/2014/05/20/jyojyoconsulhikaku/
2014年冬(2月11日) http://www.consulnews.jp/2014/02/11/jyojyo/
2013年秋(11月1日) http://www.consulnews.jp/2013/11/01/kessan_hikaku/
2013年夏(8月9日) http://www.consulnews.jp/2013/08/19/financialreport/

 

 

投稿日: 2015年05月18日 | 投稿者: Consulting Industry News





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