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コンサル業界ニュース

タグ: 三菱総合研究所

三菱総研が企業の採用業務を支援するAI「HaRi」を開発。マッチングだけでなく内定辞退予測等の機能も


 

 三菱総合研究所はこのたび、AI(人工知能)を用いて企業の採用を支援するシステム「HaRi」(ハリ)を開発したと発表した。

 今年10月からHaRiを活用した新サービスを展開していく予定で翌年度は50社への導入を目指す。

 HaRiは汎用的なAIではなく、人事(HR)業務に特化したAIエンジン。昨年10月にマイナビと共同開発した、企業が学生を高速判定する「エントリーシート優先度診断サービス」行った試験を基に開発を行ってきた。30社が試験導入し、そのうち15社が本年度の採用プロセスに導入した。その結果、AIならではの「客観性・統一性」「高速性」が発揮されたという。

 企業には、辞退する可能性の高い学生の予測や、採用後に活躍が予想できる学生をAIが学習・診断可能。学生には、学生の「やりたいこと・スキル」と、企業側の「求める人材要件」をつなぎ、オススメの企業をAIが診断する機能を持ち、学生側のフィードバックをAIが学習することでマッチング精度向上させる機能を持つ。

 三菱総研はHaRiの精度を向上させることで、採用だけではなく、今後は人事業務全般を対象にしていく予定とのこと。

 三菱総合研究所はシンクタンクとしての機能も持つが、最近ではそのシンクタンク機能を核とし総合的なソリューションを提供している。最近では「Think & Act」タンクとして「Think」することに加え「Act」までを事業領域とし社会やクライアントの課題を解決していくことを標榜。今回の動きは、同社において企業・経営部門に位置するICTイノベーション事業本部が主導している模様だ。

◆三菱総合研究所の発表

投稿日: 2017年07月27日 | 投稿者: Consulting Industry News

上場コンサル会社の決算を見る | 2016年12月期


 

上場しているコンサルティング会社は4半期に一度、売上利益が公表される。

大手企業を中心にコンサルティングサービスを提供する上場コンサルティング会社5社の最近発表された2016年12期の決算書を元に、コンサルティング業界の状況を見てみよう。

コンサルグ業界ニュースでは、主要各社の売上、営業利益、純利益とそれらを前年同時期と比較した増減を一覧化(一部はコンサル部門のセグメント業績をピックアップした)。それが以下の表となっている。

※社名部分が決算短信とリンクしています。
※カッコ内は前年同期との比較。赤字は去年を下回る。青字は去年を上回ることを示す。
※売上・利益の単位は百万円。発表日順。

 

社名
売上 営業利益 純利益
 
ベイカレント・コンサルティング
(平成29年2月期(第3四半期) 1/13発表)
13,068
(+12.1%)
1,865
NA
963
NA
 
野村総合研究所
※コンサルティング事業

(平成29年3月期(第3四半期) 1/27発表)
21,174
(+2.8%)
3,689
(+7.7%)
NA
 
ドリームインキュベーター
※コンサルティング事業

(平成29年3月期(第3四半期) 1/27発表)
2,433
(+28.2%)
1,414
(+42.5%)
NA
 
三菱総合研究所
※シンクタンク・コンサルティングサ-ビス

(平成29年9月(第1四半期) 2/3発表)
2,188
(+5.0%)
-1,025
(前年同期-893)
NA
 
シグマクシス
(平成29年3月期(第3四半期) 2/6発表)
7,834
(+12.4%)
528
(+46.8%)
407
(+141%)

  


※ベイカレントは前年同期は未上場企業だったため営業利益、純利益は確認できず
※野村総合研究所、ドリームインキュベータ、三菱総合研究所はコンサルティングに関する事業の利益を記載


  
表全体を見ると分かるが一言で言うと、コンサルティング業界の景気は良い。好調だ。

売上・利益とも、前年比プラスとなっている会社が多いことがみてとれる。ここ数年ほど同じようにこのような状況が続いているが、政府による経済対策や日本銀行の金融緩和政策や円安を背景にした大企業の好業績に引っ張られ、大企業をメインクライアントにビジネスをする上記各社のビジネスは順調に推移していることが推測される。

より詳しく、決算短信にかかれた事業の概況(定性的な部分)を見てみよう。

▼ベイカレント・コンサルティング
2016年10月より営業部門を含む内部体制の変更を行い、高付加価値案件を担当できるコンサルタント数を確保するため、継続的に安定した収益を維持していた案件の受注を制限。しかし期待した高付加価値案件の急激な受注ができず、その結果2017年2月期の売上収益を18,282百万円(前期比15.5%増)から16,653百万円(前期比5.2%増)と下方修正している。

この修正理由について、決算短信の中で以下のような要因を挙げている。

所属コンサルタント数について、期末時点において前期比約20%の増加を見込んでいたが、コンサルティング業界における人材の争奪が想定以上に加熱しており、期末時点における所属コンサルタント数は前期比約8.2%程度の増加にとどまる見込み

また、平均単価については、過年度の実績を勘案したうえで、年間を通じて上昇し、前期比5%程度上昇すると見込んでいたが、当期において高付加価値案件獲得を積極的に推進した結果、当期末における平均単価は前期比16%程度上昇する見込み。しかし、一方、稼働率が年間を通じて平均90%超での推移を見込んでいたが、上記単価に見合った高付加価値案件の受注を急激に獲得することができなかったため、既存得意先との取引が縮小し、年間を通じた稼働率は80%程度となる見込みとのこと。

▼野村総合研究所 ※コンサルティング事業 

コンサルティング事業に関しては、グローバル関連のコンサルティング案件が減少したが、顧客の大型開発プロジェクトを支援するシステムコンサルティングが増加したとしている。

第3四半期決算プレゼン資料によると、海外買収先企業とのシナジーの創出や、新規事業の創出に取り組んでいるようだ。新事業創造の分野においては、ビジネス構想からシステム構築に至るプロセスを顧客と共創し開発した例として、日本航空との「どこかにマイル」等が取り上げられえ取り、デジタルマーケティング、FintechやAIへの取り組みにおいて、実績作りを継続しているとのことだ。

▼ドリームインキュベータ ※コンサルティング事業

コンサルティング事業(セグメント)においては、前連結会計年度に引き続き、既存顧客である大企業からの継続的な受注に加え、長期的支援を実施する実行支援型プロジェクトの増加、海外企業からの新規受注により、当第3四半期連結累計期間の売上高は2,433百万円(前年同四半期は1,898百万円)、セグメント利益(営業利益)は1,414百万円(年同四半期はセグメント利益(営業利益)992百万円)となり、過去最高を更新。

コンサルティング事業は、既存顧客への戦略コンサルティングやプロデュース支援に引き続き注力しつつ、海外事業展開を加速することで、前連結会計年度に対して15%程度の売上高成長率を見込んでいるということだ。

▼三菱総合研究所 ※シンクタンク・コンサルティングサ-ビス

シンクタンク・コンサルティングサ-ビスにおいて、官公庁向けでは、システム開発工程管理案件や衛星地上設備関連の調査案件、民間向けでは、金融機関向けのリスク管理・規制対応支援コンサルティング案件や顧客データ分析案件などが売上に貢献し、売上高(外部売上高)は2,150百万円(前年同期比4.2%増)、経常損失は1,025百万円(前年同期は893百万円の損失)となったとのことだ。

▼シグマクシス

人工知能(AI)および各種ソフトウェアを積極的に採用し、顧客企業へのサービス提供に生かすと共に、リサーチ業務などのコンサルタントの業務にも活用することで、人財をより付加価値の高い活動に集中させるため、実証実験を開始しているとのこと。

クラウドサービスやソフトウェア提供会社とのパートナーシップ強化も推進。9月にはグーグル社とグーグル・クラウド・プラットフォーム(GCP)のサービスパートナー契約を締結。かねてよりパートナーシップを結んでいるIBM WatsonやGCPの活用を通じて、製造業、流通業、保険業や建設業といった幅広い業界の顧客企業に対する、AIを活用した業務改善や新たなビジネスモデル構築の可能性を検証するプロジェクトも活発化している。

M&Aアドバイザリーサービスを提供する子会社、株式会社SXAの事業は順調に成長。

4月には戦略的な協業関係の構築や、事業投資のさらなる拡大のためアライアンス専任組織を新設したとのこと。9月に株式会社S&Sインベストメントへの資金提供を実施し、同社の100%子会社で、ITサービス領域のベンチャー企業を投資対象とするベンチャーキャピタル「SXキャピタル」との資本・業務提携。ソフトウェアビジネスおよびプラットフォームビジネスの確立、顧客を含む各種企業および社員とのジョイント・ベンチャー設立、SXキャピタルを通じたインキュベーションに焦点を当て、投資を拡大するとのことだ。

採用についても触れており、受注増に対応し、第3四半期も中途採用を積極的に行い、当第3四半期連結累計期間において経験者36名を採用。4月入社の新卒社員24名が、集合研修およびOJT(オンザジョブトレーニング)を完了し、第3四半期から稼働を開始しているという。

各社決算短信については上記表における社名をクリックしてください。

投稿日: 2017年02月16日 | 投稿者: Consulting Industry News

上場コンサル各社2016年6月期決算を読む (1)大企業向けコンサルティング


 

7月下旬~8月中旬にかけて、上場企業の6月期決算が発表された。
各社から発表された決算短信を元に、上場しているコンサルティング会社の決算内容を2回に分けて読む。

初回は大手企業をクライアントとしてコンサルティングサービスを提供するシグマクシス、ドリームインキュベータ、野村総合、三菱総研の4社の決算を見てみた。

これらの会社はコンサルティング事業単体で事業を構成している会社ばかりではない。IT部門やインキュベーション事業を持っている会社もあり、決算は複雑だ。そのため、できる限りコンサルティングサービスの結果に注目する。

ドリームインキュベータ

コンサルティング事業の売上高+64.3%、営業利益+181.1%と良好(共に前年比)

ドリームインキュベータは7月28日に平成29年3月期第1四半期決算短信を発表。グループ全体での売上高は3,498百万円(前年比+9.9%)、営業利益は438百万円(前年比+136.1%)となった。

事業別にみると、コンサルティング事業単体ではセグメント売上高は687百万円(前年比+64.3%)、営業利益は357百万円(前年比+181.1%)と好成績。既存顧客である大企業からの継続的な受注に加え、長期的支援を実施する実行支援型プロジェクトの増加、海外企業からの新規受注により、売上は堅調に推移。売上高全体に占めるコンサルティング事業の割合は19.6%(前年は13.1%)となっている。

もう一つのインキュベーション事業では、営業投資セグメントの売上高が前年同四半期の約24百万円から約472百万円に増加。新たにIPOした投資先はなかったが、上場投資先の株式の追加投資・売却を実施したことによる。アイペット損害保険を運営する保険セグメントの第1四半期売上高も1,843百万円から2,332百万円へと伸長。

参考:ドリームインキュベータ平成29年3月期 第1四半期決算短信掲載のお知らせ
http://www.dreamincubator.co.jp/ir_news/30934.html

シグマクシス

売上高+15.2%、営業利益約15倍と好調な決算(ともに前年比)

シグマクシスは8月4日に平成29年3月期 第1四半期決算短信を発表。売上高2,598百万円(前年比+15.2%)、営業利益184百万円(前年同期の約15倍)となった。

コンサルティング・サービスは、戦略コンサルティングとシステムコンサルティングのサービスを統合するなど、市場環境変化への加速への対応として運営体制の一部を変更。そのほか、人工知能(AI)および各種ソフトウェアの活用を推進し、顧客企業へのサービス提供やリサーチなどのコンサルタント業務に活かすなど、人財をより高付加価値の活動に業務に集中させる取り組みを行っている。

また社内のみならず、社外との戦略的な協業関係の構築や、事業投資の拡大、スピードアップを目指してアライアンス専任組織を新設し、クラウドサービスやソフトウェア提供会社とのパートナーシップ強化やジョイントベンチャーなどを仕掛けていくとのことだ。

人財採用面では経験者14名、新卒24名を採用して育成に着手するなど、事業推進に向けた組織構築も順調に進んでいることが伺える。

参考:シグマクシス平成29年3月期 第1四半期 決算短信/四半期報告書
http://www.sigmaxyz.com/ir/

野村総合研究所

コンサルティングセグメントは売上高-0.2%、営業利益-45.5%(共に前年比)

野村総合研究所は7月28日、平成29年3月期 第1四半期決算を発表した。全体での売上高は100,391百万円(前年比-1.1%)、営業利益13,688百万円(前年比+1.1%)という決算となった。

コンサルティングセグメントにおいては、売上高6,138百万円(前年比-0.2%)と前年実績をわずかに下回った。人件費や外部委託費が増加した影響で、営業利益も350百万円(前年比-45.5%)と減少している。

同社は米国で資産運用領域のリサーチ、コンサルティングを提供するCutter Associates社を買収した(2016年7月より連結業績に反映)ほか、8月1日付でデジタルビジネスを専門とする「NRIデジタル」を設立し、デジタル領域におけるコンサルティング、ITソリューション、アナリティクスの提供を開始するなど、引き続きコンサルティングセグメントの強化に取り組んでいる。

参考:野村総合研究所 平成29年3月期 第1四半期決算短信
https://www.nri.com/jp/ir/financial/pdf/1703tanshin_1Q_all.pdf
2017年3月期 第1四半期決算プレゼン資料
https://www.nri.com/jp/ir/presentation/pdf/160728pre_all.pdf

三菱総合研究所

シンクタンク・コンサルティングサ-ビスで3四半期累計比べ売上高-4.8%、経常利益-14.7%(共に前年比)

7月28日、三菱総合研究所は平成28年9月期第3四半期の決算短信を発表した。全体での売上高は66,845百万円(前年比 +0.8%)、営業利益は5,151百万円(前年比+8.1%)となった。

シンクタンク・コンサルティングサ-ビスにおいては当第3四半期連結累計で売上高(外部売上高)は27,748百万円(前年比-4.8%)、経常利益は3,211 百万円(前年比-14.7%)となった。

官公庁向けでは、環境・エネルギー、社会保障、国際標準化などの公共分野における各種調査案件やシステム開発管理案件、民間向けでは、金融機関向けのリスク管理・規制対応支援案件や鉄道事業者向けの顧客データ分析案件などが売上に貢献したが、大型実証事業案件終了による反動減により業績がダウンした。

参考:三菱総合研究所 平成28年9月期第3四半期決算短信
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1385857

 


 
各社コンサルティング事業に注目して見ると、コンサルティングの枠を超えてインキュベーションや外部連携に力を入れるドリームインキュベータ、シグマクシスが好調で、既存大型案件の終了や人件費・外部委託費の増加などの影響を受けた野村総合研究所、三菱総合研究所の業績が横ばいとなっている。

次回、「上場コンサル各社2016年6月期決算を読む (2)中小向けコンサルティング」もご期待ください。

投稿日: 2016年08月19日 | 投稿者: Consulting Industry News

上場コンサル各社2016年3月期決算を読む (1)大企業向けコンサルティング


 

4月下旬~5月中旬にかけて、上場企業の3月期決算が発表された。
各社から発表された決算短信を元に、上場しているコンサルティング会社の決算内容を3回に分けて読む。

まずは、大手企業をクライアントとしてコンサルティングサービスを提供する4社の決算を見てみた。

大手のコンサル会社が多く、コンサルティング事業単体で事業を構成している会社ばかりではない。IT部門やインキュベーション事業を持っている会社もあり、決算は複雑だ。そのため、できる限りコンサルティングサービスの結果に注目する。

ドリームインキュベータ

全体では減収減益だが、コンサルティング事業の売上高+6.5%、営業利益+11.7%と良好な決算

ドリームインキュベータは5月10日に平成28年3月期決算短信を発表。これによるとグループ全体での売上高は12,691百万円(前年比-4.9%)、営業利益は538百万円(前年比-60%)となった。

ドリームインキュベータの事業は、コンサルティング事業及びインキュベーション事業から構成されており、各事業の成績が発表されているため事業別に見てみよう。

事業別にみると、コンサルティング事業単体ではセグメント売上高は2,667百万円(前年比+6.5%)、営業利益は1,439百万円(前年比+11.7%)と好成績となっている。「既存顧客である大企業からの継続的な受注に加え、長期的 支援を実施する実効支援型プロジェクトの増加、海外企業及び政府からの新規受注により、売上が堅調に推移した」ということだ。売上高全体に占めるコンサルティング事業の割合は21.0%(前年は18.8%)となっている。

もう一つのインキュベーション事業では、営業投資セグメントの売上高が前期の約36億円から約7億円に激減。これはIPO動向が前の期より良くなかったということに起因している。一方、アイペットを運営する保険セグメントの売上高は、63億円から81億円に伸長。全体では落ち込みが抑えられた状況だ。

参考:ドリームインキュベータ平成28年3月期決算短信及び決算説明会資料
http://www.dreamincubator.co.jp/ir_news/30136.html
 

シグマクシス

売上+16.6%、営業利益+732百万円と良好な決算

シグマクシスは5月6日に平成28年3月期の決算を発表。売上高9,507百万円(前年比+16.6%)、営業利益573百万円(前年比+732百万円)となった。

コンサルティング・サービスついては、プログラム・マネジメント・オフィス(PMO)をはじめとする新規案件の成約を順調に重ねており、進行中のプロジェクトも滞りなく進捗。また、ビッグデータやSNS、モバイルなどに代表されるデジタルテクノロジーの活用を視野にいれた事業戦略立案、業務のデジタル化、さらには新規事業開発、イノベーション創発といったテーマのプロジェクトも増えてきており、これらプロジェクトによるコンサルタント稼働率の向上および複数の成功報酬型案件を成約したことで収益面が改善。業績が順調に推移したとのこと。

また子会社のM&Aアドバイザリーサービスを提供する株式会社SXAの事業も順調に推移。当社。前年度設立したシンガポール現地法人が、3月に事業を終了したことにも触れている。今後の日本企業のグローバル支援については、案件単位でプロジェクトを組成して対応する方針とのことだ。

決算短信では、シグマクシスがこの一年取り組んできた、「22のスキルチーム編成によるデジタルスキル強化」、「CxOへのコンタクトの強化」、「オファリングの開発」や「リアルビジネスの拡大」に取り組んできたことも触れられている。今回の決算短信には、決算の定量的な情報のみならず、定性的な情報が多く含まれていることは特長。シグマクシスの方向性を知ることができる。

参考:シグマクシス平成28年3月期決算短信
http://www.sigmaxyz.com/ir/
 

野村総合研究所

コンサルティングセグメントは売上高前年比+3.9%増、営業利益前年比-7.9%

野村総合研究所は4月27日、平成28年3月期決算を発表した。全体での売上高は421,439百万円(前年比+3.8%)、営業利益58,295百万円(前年比+13.2%)の好決算となった。

コンサルティングセグメントにおいては、売上高28,823百万円(前年比+3.9%)、営業利益5,487百万円(前年比-7.9%)。マイナンバー制度をはじめとした業務コンサルティングや、顧客のIT部門の構造改革を支援するシステムコンサルティングが増加した一方、人件費も増加したことが要因だとしている。

また、同社は2008年に打ち出した長期経営計画Vision2015(2008-2015)の後の計画として、同日にVision2022を盛り込んだ3年間の中期経営計画(2016-2018)を発表した。

この中期経営計画では、顧客のグローバル化の加速や、デジタルエコノミーの勃興といった環境に対して、グローバル化の飛躍的な拡大、業界標準ビジネスプラットフォームのラインナップの強化、ビジネス価値創造の推進、生産革新、多様な人材との連携など5つの柱を掲げ、2018年に連結営業利益700億円、2022年には同1,000億円を目指すことを掲げた。コンサルティングセグメントに関しては、CAGR12.1%での成長を見込み売上高400億円を目指す。

参考:野村総合研究所 平成28年3月期決算短信
https://www.nri.com/jp/ir/financial/pdf/1603tanshin_all.pdf
NRI中期経営計画(2016-2018)
https://www.nri.com/jp/ir/presentation/pdf/160427chukei_all.pdf
 

三菱総合研究所

シンクタンク・コンサルティングサ-ビスで売上高前年比+11.5%、営業利益前年比-2.3%

4月27日、三菱総合研究所は平成28年9月期第2四半期の決算短信を発表した。全体での売上高は42,195百万円(前年比 +7.0%)、営業利益は3,659百万円(前年比+14.2%)と好決算。

シンクタンク・コンサルティングサ-ビスにおいては当第2四半期連結累計で売上高(外部売上高)は14,917百万円(前年比+11.5%)、営業利益は1,818 百万円(前年比-2.3%)となった。なお、経常利益では前年比プラスとなっている。

官公庁向けでは、環境・エネルギー、社会資本整備等の公共分野における各種調 査案件やシステム開発管理案件、民間向けでは、金融機関向けのリスク管理・規制対応支援案件や顧客データ分析 案件などが売上に貢献した。

また同時に、通期での売上高予測920億円から880億円に下方修正した。-40億円の修正の内、-20億円はシンクタンク・コンサルティングサービスによるもの。前期の大型案件の反動減をカバーできずに期初予測を-20億円している

参考:三菱総合研究所 平成28年9月期第2四半期決算短信
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1348201
 

 
 
各社コンサルティング事業に注目して見ると、売上高で前年比4%~16%増加となっており、昨年度1年間、コンサルティング業界が経企がよかったことを表しているといえよう。

次回、「上場コンサル各社2016年3月期決算を読む (2)中小向けコンサルティング」もご期待ください。

投稿日: 2016年05月24日 | 投稿者: Consulting Industry News

コンサル業界の景気を見る ~2015年12月決算から~


 

コンサルティング業界の景気はどうなっているのだろう?

各社の売上・利益からそれを垣間見るため、上場しているコンサルティング会社の12月締めの決算をまとめてみた。

ドリームインキュベータ (東証1部:4310)

プロフェッショナルサービス事業は増収、増益

まずはドリームインキュベータから。

同社の平成28年3月期、第3四半期連結累計期間の売上高は9,672百万円と前年同期と比べ1,344百万円(16.1%)の増収、営業利益は360百万円で前年同期と比べ-74.4%となった。

同社のコンサルティング事業は「プロフェッショナルサービス事業」とされ売上高全体の約20%を占めている。このプロフェッショナルサービス事業は、戦略コンサルティングやプロデュース支援の他、M&A支援(Financial Advisory)や教育事業を含むクライアント向けのプロフェッショナルサービスで構成。

下期の受注が高水準に推移した結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は1,898百万円(前年同四半期は1,813百万円)、セグメント利益(営業利益)は992百万円(前年同四半期はセグメント利益(営業利益)967百万円)となったとしている。

詳しくはこちら! ドリームインキュベータ 第16期 第3四半期報告書:
http://www.dreamincubator.co.jp/wp/wp-content/uploads/2014/04/IR160128_3Q_02.pdf

シグマクシス (東証マザーズ:6088)

全社で増収、増益

シグマクシスの第3四半期累計期間の業績は売上69.7億円(前年比15.6%)、営業利益3.59億円(前年は3.19億円の損失)となっている。

この業績について同社は四半期報告書の中で「新規案件の成約を順調に重ね、各種案件も滞りなく進捗させております。これらのプロジェクトによる稼働率の向上及び複数の成功報酬案件を成約したことが、収益面の改善に貢献し下容積が順調に推移」とする。

同報告書の中では、グローバルセキュリティエキスパート株式会社や、米IPsoftとの協働、IBM Watson導入コンサルティング、また、PMOに加え、ビッグデータ、SNS活用などを視野に入れた事業戦略、業務デジタル化、新規事業、イノベーション創発といったプロジェクトが増えてきていることなどに触れている。

詳しくはこちら! シグマクシス 第8期 第3四半期報告書:
http://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS02648/fe74b22a/ee60/45a4/8081/c9595466c73a/S1006WD2.pdf

野村総合研究所 (東証1部:4307)

コンサルティング事業は増収、減益

野村総合研究所も決算を発表する業績が伺える会社の一つだ。

同社の第3四半期累計の売上は、コンサルティング、金融ITソリューション及び、産業ITソリューションで前年同期を上回り、売上は313,621百万円(前年比+4.3%)、営業利益は43,229百万円(前年比+16.3%)となったとしている。

コンサルティング事業を見てみると、累計売上高20,607百万円(前年比+2.1%)、営業利益3,424百万円(前年比-21.1%)となった。おおよそ売上全体の15%を占めている。

売上増、営業利益減少の結果について、四半期報告書で同社は「マイナンバー制度対応をはじめとした業務コンサルティングや、顧客のIT部門の構造改革を支援するシステムコンサルティングが増加した一方、人件費も増加した」としている。

詳しくはこちら! 野村総合研究所 第51期 第3四半期報告書:
https://www.nri.com/jp/ir/financial/pdf/1603yuuhou_3Q.pdf

三菱総合研究所(東証1部:3636)

シンクタンク・コンサルティングサービス事業は増収、増益

三菱総合研究所は決算期が8月であるため、12月決算は第一四半期決算となった。

第1四半期連結累計期間における業績は、売上高は13,432百万円(前年同期比3.8%減)、営業損失は752百万円(前年同期は318百万円の損失)となっている。

全体の15%を占めるシンクタンク・コンサルティングサービス事業について「官公庁向けでは、システム開発管理案件やエネルギー関連の調査案件、民間向けでは、金融機関向けのリスク管理・規制対応支援案件や顧客データ分析案件などが売上に貢献し、売上高(外部売上高)は2,064百万円(前年同期比8.9%増)、経常損失は893百万円(前年同期は916百万円の損失)となった」とのこと。なお、残りはITサービスだ。

シンクタンク・コンサルティングサービスにおいては主要な取引先である官公庁や
企業の会計年度の関係により、例年3月から4月にかけて売上計上が集中することから、第1四半期の業績は他の四半期と比べて著しく低くなる傾向があるとしている。

詳しくはこちら! 三菱総合研究所 第47期 第1四半期報告書:
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=yuho_pdf&sid=2319892

船井総研ホールディングス(東証1部:9757)

全社で増収、増益

船井総研ホールディングスは12月決算のため、通期での決算を発表。

通期で売上14,717百万円(前連結会計年度比17.9%増)、営業利益3,497百万円(前連結会計年度比16.9%増)で増収増益となっている。

同社全体で見ると「主力事業の経営コンサルティング事業におきまして、当社グループ最大の特徴ともいえる月次支援型コンサルティング業務の契約継続率の向上や業種・テーマ別経営研究会の会員数の順調な増加が、増収に大きく寄与。また、ロジスティクス事業におきまして、顧客の販促活動の活発化により、売上高が増加した」とのことだ。

経営コンサルティング事業も前連結会計年度より大きく実績を伸ばし過去最高の売上高を達成。売上高は12,593百万円(前連結会計年度比15.9%増)、営業利益は3,335百万円(同2.8%減)となり、増収減益だが、減益の要因は、持株会社体制への移行に伴うものであり、実質大幅な増益となるとしている。

主力部門である住宅・不動産業界向けコンサルティング部門、医療・介護業界向けコンサルティング部門においても売上高を伸ばしたとし、その他、すべてのコンサルティング部門においても好調を維持したとのこと。

業務区分別では「売上高の70%以上を占める月次支援型コンサルティング業務において前連結会年度比10%を超える成長を維持、また、国内でも最大規模の展開を行っている業種・テーマ別研究会の会費収入においては、住宅・不動産業界向け、士業業界向け及び外食・フードサービス業界向けの経営研究会を始めとして、経営研究会会員企業数が前連結会計年度と比較して大幅に増加したため、安定した顧客基盤の維持、拡大につながり、収益力確保に貢献したという。

詳しくはこちら! 船井総研ホールディングス 平成27年12月期 決算短信:
http://hd.funaisoken.co.jp/file/160208_accounts.pdf

タナベ経営 (東証JASDAQ:9644)

コンサルティング事業で増収、増益

タナベ経営の第3四半期累計期間の売上高は、65億29百万円(前年同期比6.1%増)となり、営業利益7億94百万円(前年同期比15.4%増)、経常利益8億17百万円(前年同期比13.1%増)、四半期純利益は5億81百万円(前年同期比92.1%増)。

同社はに経営コンサルティング事業、セールスプロモーション(SP)コンサルティング事業の2つの事業があるが、経営コンサルティング事業の売上高は、34億73百万円(前年同期比8.3%増)となり、セグメント利益は9億15百万円(前年同期比8.5%増)となったとしている。

「中堅・中小企業の戦略パートナーとして、顧客最適の視点でチームを編成し、戦略コンサルティングを実施。「ビジョンづくり」「人材採用力強化」「事業承継」「ジュニアボード(若手役員候補教育)」等のチームコンサルティングが増えた結果、経営協力契約数は、期中平均416契約(前年同期411契約)と安定的に推移し、経営協力単価も伸長したことで、順調な売上の伸びとなった」としている。

詳しくはこちら! タナベ経営 第54期 第3四半期報告書:
http://www.tanabekeiei.co.jp/t/ir/2016/02/05/201603q3repo.pdf

山田コンサルティンググループ(東証JASDAQ:4792)

経営コンサルティング事業で増収、減益

山田コンサルティンググループの第3四半期連結累計の売上高は6,049百万円、営業利益1,040百万円となった。売上高は前年同期比1.3%微増、人員増強に伴う人件費の増加などから営業利益は前年同期比で減益となっている。

経営コンサルティング事業の第三四半期連結累計売上は4319百万円(前年同期比3.1%増)、営業利益は713百万円(同7.4%減)となっている。事業再生コンサルティングが、引き続き減少傾向にあり、事業承継及びM&Aコンサルティングが順調であったが、コスト増をカバーできず、営業利益は減益になったとのことだ。

同社は「資本・株式・株主に関するコンサルティング事業」業績を経営コンサルティング事業とは別に発表しており、資本・株式・株主に関するコンサルティング事業は売上高669百万円(前年同期比13.6%減)、営業益58.7百万円(同68.5%減)となっている。M&A関連業務の売上が前年同期で遅れている、一方、ファイナンシャルアドバイザリー業務等の

詳しくはこちら! 山田コンサルティンググループ 第72期 第3四半期報告書:
http://www.yamada-cg.co.jp/cms/doc/20160219_160742Zbwa.pdf

投稿日: 2016年03月09日 | 投稿者: Consulting Industry News

三菱総合研究所、連結子会社を吸収合併。知財に関するサービスを強化。


 

株式会社三菱総合研究所(代表取締役社長:大森京太氏)は1月30日開催の取締役会において、連結子会社である知財情報サービス株式会社を吸収合併することを決議したと発表した。もともと知財情報サービス株式会社は100%出資の子会社出会ったため、本合併は簡易吸収合併であるという。

すでに同社では知財情報サービスの知財活用技術と当社の知見を活用して、知財を活用したファイナンス支援サービス、事業戦略の見直しに関するコンサルティングサービスを展開しているが、今回の合併により、管理業務の効率化を図るとともに、サービスを幅広くお客様に展開できる体制を構築するという。ニーズが強い、知財の見える化サービスや、技術人材と知財評価を組み合わ せた技術競争力の見える化サービス、M&A 等での知財評価サービスにも取り組んでいくとのことだ。

同日に発表された2015年9月期 第1四半期決算短信の補足資料の12ページには以下のような説明が記載されている。

なお同社は2013年5月にエヌユー知財フィナンシャルサービス株式会社の株式を100%取得し、同社を子会社化したことを発表していた。当時のニュースによると、エヌユー知財フィナンシャルサービス株式会社は知財評価のリーディングカンパニーであり、企業特許力レポートなどを提供している。200製品分野以上にわたる日米特許データのモデル解析による「技術力の点数化・格付・資産価値算出データの販売及び特許技術の個別受託調査」など事業を展開する知財評価のリーディングカンパニーであった。合併により、三菱総合研究所は製造業向け特許出願等のコンサルティングや、事業再編・産業再生の増加を背景とした金融・投資判断向け知財価値評価サービスなどの展開が可能になるとしていた。
(参考:三菱総研、エヌユー知財フィナンシャルサービスを子会社化)

詳しくは以下のリリースをご覧ください。
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?template=ir_material&sid=36769&code=3636

投稿日: 2015年01月31日 | 投稿者: Consulting Industry News

2014年夏!上場コンサルティング会社の決算比較。


 

7月下旬から8月中旬に発表されたコンサルティング業界に関係する企業の決算(売上、営業利益、純利益)を決算単信ベースで比較してみました。

表を見ると、売上および、営業利益ベースで、前年比の割合がほとんど青字(プラス)となっており、業界の好調さがうかがえる。ドリームインキュベータが、売上・営業利益ともに前年比進捗率では最も高い数字を挙げているが、同社はベンチャー投資事業も行っており、活況なIPO市場がよい影響を与えたものとみられる。去年12月に上場したシグマクシスは、営業利益・純利益ともに赤字となっている。

※社名部分が決算短信とリンクしています。
※赤字は去年を下回る。青字は去年を上回る。単位は百万円。
※カッコ内は前年同期比。

社名 売上 前年比 営業利益 前年比 純利益 前年比
NTTデータ
(第1四半期、7/31発表)
335,917
(+14.2%)
5,514
(+7.7%)
391
(-82.6%)
野村総合研究所
(第1四半期、7/25発表)
96,658
(+9.5%)
7,939
(-26.5%)
7,435
(-6.9%)
三菱総合研究所
(第3四半期、7/28発表)
67,830
(+7.4%)
5,109
(+6.0%)
2,956
(+11.7%)
電通国際情報サービス
(第1四半期、7/31発表)
14,161
(-5.3%)
-1,183
( – %)
-777
( – %)
フューチャーアーキテクト
(第2四半期、7/29発表)
16,372
(+20.9%)
1,875
(+19.5%)
1,031
(-0.6%)
ビジネスブレイン太田昭和
(第1四半期、7/30発表)
3,994
(+5.8%)
73
(+20.2%)
25
(+156.8%)
船井総合研究所
(第2四半期、7/30発表)
5,916
(+23.8%)
1,651
(+22.3%)
957
(-16.9%)
ドリームインキュベーター
(第1四半期、7/29発表)
2,595
(+37.4%)
288
(+118.5%)
215
(+147.9%)
タナベ経営
(第1四半期、8/5発表)
1,626
(+5.7%)
138
(+52.1%)
97
(-78.8%)
山田ビジネスコンサルティング (第1四半期、7/29発表) 2,086
(+27.6%)
533
(+47.8%)
326
(-29.8%)
ウルシステムズ(※1)
(第1四半期、8/8発表)
766
(-16.0%)
159
(+127.0%)
106
(+109.5%)
シグマクシス
(第1四半期、8/8発表)
1,625
( – )
-277
( – )
-249
( – )
GCAサヴィアン
(第2四半期、7/30発表)
3,927
(-74.6%)
347
(-88.1%)
170
(13.6%)
ジェクシード
(第2四半期、8/14発表)
371
(-34.6%)
-55
( – )
-77
( – )

過去にもコンサル業界ニュースでは3か月ごとに比較を行っていますが、その前四半期、前々四半期の比較は以下のページでご覧ください。

前四半期(2014年5月20日) http://www.consulnews.jp/2014/05/20/jyojyoconsulhikaku/
前々四半期(2014年2月11日) http://www.consulnews.jp/2014/02/11/jyojyo/
前々々四半期(2013年11月1日) http://www.consulnews.jp/2013/11/01/kessan_hikaku/
前々々々四半期(2013年8月9日) http://www.consulnews.jp/2013/08/19/financialreport/

 

 

投稿日: 2014年08月23日 | 投稿者: Consulting Industry News



フライヤー大賀康史氏インタビュー


リンカーズ前田佳宏氏インタビュー


CrowdRealty山田恭平氏インタビュー


プロレド・パートナーズインタビュー


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