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2015.06.09 NTTデータ、米国金融ITコンサルのカーライル・アンド・ガラガー・コンサルティンググループを子会社

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6月8日、NTTデータは、米国金融ITコンサルティング企業 Carlisle & Gallagher Consulting Group, Inc.(カーライル・アンド・ガラガー・コンサルティンググループ)を完全子会社とすることを発表した。買収価格は2億1,550万ドル(約269億円)。同社の役員などから7月に株式を買い取り米子会社の完全子会社にするという。今回の子会社化によって、CG社はNTTデータの子会社(孫会社)となる。

カーライル・アンド・ガラガー・コンサルティンググループ社

カーライル・アンド・ガラガー・コンサルティンググループ(以下、CG社)は2002年に設立した非上場企業で、社員数は約850名。14年12月期の売上高は1億3640万ドル(約170億円)。

金融業務に特化したコンサルティングやシステム導入サービスを提供し、特に銀行分野、資産管理・運用分野において、米国大手金融機関を中心に高い評価を得てきたという。

今回カーライル・アンド・ガラガー・コンサルティンググループ社の子会社化によって、NTT DATA, Inc.は自社が持つ幅広いサービス・技術に加え、CG社が持つ金融分野の専門的なコンサルティング能力を組み合わせることで、これまで以上に銀行分野、資産管理・運用分野などの業界専門知識を必要とするサービス展開を推進していくことが可能となるとのこと。

過去10年の海外企業買収で、海外売上高が全体の30%を占める4400億円まで成長

NTTデータグループは、中期経営計画の注力分野として「グローバルビジネスの拡大・充実・強化」を掲げ、海外での事業拡大に積極的に取り組んでおり、2010年以降海外企業の買収を進めている。

以下は、2015年5月のIR Presentation資料からの図だが、この10年の買収で海外売上高は、2005年ほぼゼロだったのが、2015年には4000億円まで膨れ上がりつつある。

ちなみに2015年3月期の連結売上高は1兆5118億となっているが、ほぼゼロだった海外売り上げが10年の間で、約30%を海外で稼ぐまでになってきている。

NTTデータの買収のまとめは以下の通り。

2008年:SAP(統合管理システム)事業をメインに展開する独アイテリジェンス買収
2008年:独BMWグループの情報システム子会社だった独サークエントを買収
2010年:米国のインテリグループを180億円で買収
2010年:米国のキーン(Keane)を約1000億円で買収
2011年:イタリアValue Teamを買収。
2013年:米国のOptimal Solutionsを買収
2014年:スペインのIT企業Everis Participaciones(エヴェリス・パーティシパシオネス)を約500億円(推定)で買収
2015年:米国のカーライル・アンド・ガラガー・コンサルティンググループを265億円で買収

このようにみると、アメリカおよび、スペイン・イタリア・ドイツのヨーロッパでの買収を進めているようであり、現在のところアジアやその他の地域の企業は買収対象となっていない。

同社からの今回の発表に関する以下のプレスリリースもをご覧ください。
http://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2015/060801.html

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