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2016.12.13 サイシード中村陽二氏(マッキンゼー出身)

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中村陽二氏のプロフィール

コンサルで培ったM&A知見を活かし、既存事業の承継・起業へ

サイシード社代表取締役の中村陽二氏は、東京大学大学院を修了。卒業後マッキンゼーアンドカンパニーに入社し、製造業分野のM&Aや成長戦略案件を経験。退職後、2015年4月にゼンケンULMの事業を承継する形で、株式会社サイシードを起業。また、学生時代にもシステムコンサルティングやダイレクトマーケティング事業の分野で起業経験を持つ。

同氏は、買収・再生事業に注力。企業のビジネスモデルや財務状況に関する知見を活かし、コストカット、組織体制やオペレーションの改革、既存・新規事業の戦略構築などの手法で買収企業の再生に取り組んでいる。

出典:同社WEBサイト http://www.sciseed.jp/

サイシード社のサービス

学生と企業、双方にメリットのある就活を実現

中村陽二氏が設立したサイシード社は、全国の大学とのパートナーシップを元に、学内広告を始めとする三つの新卒採用支援サービスを提供。いずれも単純な情報伝達にとどまらず、ユーザー・クライアントの両方にメリットのある双方向コミュニケーションを構築することを目的としている。

一つ目は「キャリアイベント」の開催。会社から学生に向けた細かな情報提供と、学生から会社に向けた質疑といった双方向コミュニケーションの場を提供しており、全国で年間50回程度開催されている。二つ目は「チャットコンシェル(就活Myコンシェル)」というチャットツールの運営。学生の就職活動に関する質問に「就活を知り尽くしたスペシャリスト」が回答する。三つ目は「メディア」サービスの展開で、学食トレイ広告や学内のデジタルサイネージ、就活マガジンの発行等、独自のストラテジーで企業の知名度向上に貢献している。

特に、2016年5月に提供開始された「就活Myコンシェル」が注目を集めており、利用者数は30,000人に上るという。同サービスは、学生に馴染みのあるLINEを活用し「いつでもどこでも」無料で気軽に利用することが可能。さらに、各分野のスペシャリストによる高品質なサービスを特徴としている。通常は入社するまでわからない企業のポジティブ・ネガティブ両面の情報が手に入り、新卒入社に伴うギャップ低減、早期離職率の低減等への貢献も期待される。

出典:同社WEBサイト http://www.sciseed.jp/

事業拡大に向けての動き

新規「相談市場」の開拓を目指す

サイシード社は今後、サービス開始以来ユーザー数・売上げとも月間150%ほどのペースで成長を続けている「就活Myコンシェル」の規模拡大を目指す。また、転職・保険・賃貸といったあらゆるジャンルでの『相談市場』開拓も視野に入れる。
 

(2016年12月 コンサル業界ニュース編集部によるまとめ)

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